概要

GP更生工法の歴史

 シリコーン樹脂100%無機系弾性塗膜コーティング材(以下:GP-US100・GP-TS100)は、NTTのグループ会社であるNTT・ジーピー・エコ鰍ェ、NTTの所有する通信設備及び建築構造物の防錆防食、止水、塩害、ヒートアイランド対策を目的として開発された材料です。

 

 沖縄の非常に厳しい環境条件下で、他のNTTグループ会社が20年以上前から開発、導入を行っていた同種型コーティング材を、NTTジーピー・エコ鰍ェさらに改良を進め、GP-US100・GP-TS100としてリニューアルしたコーティング材です。

 GP-US100・GP-TS100の特徴は、弾力性を有する塗膜であることです。

 橋梁、鉄塔、その他多くの構造物は常に強風や、大型車輌通過時の振動、気温の変化による膨張や収縮など、絶えず動き続けています。この動き、微振動により一般塗料は、劣化した塗膜が剥げ落ち周辺環境に悪影響を及ぼしています。

 しかしGP-US100・GP-TS100は、その様々な動きに追随し振動を吸収する事ができる免振コーティング材であり、それがGP-US100・GP-TS100の弾力性なのです。

 また、刷毛、ローラーを使用しての標準的な施工方法で、一般塗料の約2倍の膜厚を確保することができ、施工回数を減らすことで工期短縮につながります。

 このような特徴を持ち開発されたGP-US100・GP-TS100を、NTT・ジーピー・エコ鰍ェNTTを中心に潟GムテックがNTT以外の民間、公共工事への営業活動を進めてまいりました。 RT-BOX、鉄塔、コンクリート構造物等にトライアルし実績を重ねる中、GP-US100・GP-TS100だけでは対応しきれない状況も経験してまいりました。

 その中で、非常に高い硬度を持つ、高硬度塗膜シリカセラミックコーティング材(GP-EPC、GP-UPC)耐薬品性に優れたGP-CEP203などの開発、導入を行い、多様なニーズに対応できる体制を築いてまいりました。

 

 平成21年3月31日、GPコーティング材の権利が、NTT・ジーピー・エコ鰍ゥら潟Gムテックに引継がれ、これを基に「GP更生工法研究会」を設立し、より多くの発注者・設計者・施工者販売者・製造者等のそれぞれの立場の方々と、GPコーティング材を用いて、構造物を更生する技術の確立と向上、総合的にニーズに合った製品、工法の研究開発を進めていきたいと思っております。

 つきましては、「GP更生工法」が幅広く御使用頂けるよう努力してまいりますので、お気づきの点などございましたら、遠慮なく提案頂けますようにお願い申し上げます。

 

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GP更生工法研究会 事務局

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