比較(VOC) ・  GPコーティング材、遮熱塗料、ポリウレタン塗料

VOC含有量及び削減率 比較

各種塗料のVOC含有量  (T社)
材料名 塗布量 希釈率 シンナー 種別

混合

比率

VOC含有率 塗料内

塗布時

(希釈後)

膜厚
g/m2

VOC

含有量 g/m2

VOC

含有量 g/m2

μm

エポキシ樹脂下塗(1)

14.4 : 3.6

タイトプライマー

240 5

エポキシ

シンナー

主剤 80.0 25.2 48.4 83.4 60
硬化剤 20.0 48.0 23.0
合計 100.0   71.4

エポキシ樹脂下塗(2)

14.4 :3.6 

240 5

エポキシ

シンナー

主剤 80.0 25.2 48.4 83.4 60
硬化剤 20.0 48.0 23.0
合計 100.0   71.4

ポリウレタン樹脂中塗

16:2

ダルト#1000中塗E

140 5

ポリウレタン

シンナー

主剤 88.9 21.2 26.4 44.5 30
硬化剤 11.1 71.7 11.1
合計 100.0   37.5

ポリウレタン樹脂上塗

15:3

ダルト#1000上塗

120 10

ポリウレタン

シンナー

主剤 83.3 33.9 33.9 55.5 25
硬化剤 16.7 48.0 9.6
合計 100.0   43.5
266.8 175
各種塗料のVOC含有量  (DN社)

エポキシ樹脂下塗(1)

18:2

エポオールマイルド

200 5

エポキシ

シンナー

主剤 90.0 23.2 41.8 58.1 60
硬化剤 10.0 31.3 6.3
合計 100.0   48.1

エポキシ樹脂下塗(2)

18 :2

エポオールマイルド

200 5

エポキシ

シンナー

主剤 90.0 23.2 41.8 58.1 60
硬化剤 10.0 31.3 6.3
合計 100.0   48.1

ふっ素樹脂中塗15.3 : 2.7

Vフロン#100Hスマイル中塗

120 5

ふっ素

シンナー

主剤 85.0 21.2 21.6 40.5 30
硬化剤 15.0 71.7 12.9
合計 100.0   34.5

ふっ素樹脂上塗14.4 : 1.6

Vフロン#100Hスマイル上塗

100 10

ふっ素

シンナー

主剤 90.0 33.9 30.5 45.3 25
硬化剤 10.0 48.0 4.8
合計 100.0   35.3
202.0 175
GPコーティング材のVOC含有量  (GP更生工法研究会)
GP-US100U下塗 240 0 即用型 主剤 95.0 25.0 57.0 57.0 110
硬化剤 5.0 0.0 0.0
合計 100.0   57.0
GP-TS100上塗 150 0 即用型 主剤 90.9 40.0 54.5 54.5 70
硬化剤 9.1 0.0 0.0
合計 100.0   54.5
111.5 180
※無機系弾性塗膜コーティング材は、上記ポリウレタン樹脂と比べて58.2% 上記ふっ素樹脂と比べて44.8% 削減しております。
GPコーティング材(ハイソリットタイプ)のVOC含有量  (GP更生工法研究会)
GP-US100UHS下塗 200 0 即用型 主剤 92.5 8.1 15.0 15.0 110
硬化剤 7.5 0.0 0.0
合計 100.0   15.0
GP-TS100HS上塗 200 0 即用型 主剤 90.9 2.2 4.0 4.0 70
硬化剤 9.1 0.0 0.0
合計 100.0   4.0
19.0 180
※無機系弾性塗膜コーティング材は、上記ポリウレタン樹脂と比べて92.8% 上記ふっ素樹脂と比べて90.5% 削減しております。

GPコーティング材、遮熱塗料、ポリウレタン塗料との比較

項目 GPコーティング材 評価 遮熱塗料 評価 ポリウレタン塗料 評価
遮熱性 主成分であるシリコーン樹脂が高い遮熱性能を持っている 4 遮熱顔料や中空ビーズを添加することで遮熱効果が表れる 4 遮熱顔料や中空ビーズなどが添加されていないため遮熱性能は期待できない 1
耐候性 高耐候性。NTTグループで性能が評価されている 5 防錆効果が低く耐候性は高くない 3 耐候性が高い 4
節電効果 遮熱性と保温力があり、節電効果が大きい 4 遮熱による節電効果はあるが冬季には効果が少ない 4 遮熱性などが低いため節電効果は少ない 3
環境対策(VOC)※ 低VOC型で環境や人体に優しい 5 有機溶剤を使用するタイプが多くVOCの含有率が高い 3 有機溶剤を使用するタイフが゚多くVOCの含有率が高い 2
品質(施工体制) 研究会が有り品質が担保されている 5 協会や研究会が無いため施工業者により品質のばらつきが有る 3 協会や研究会が無いため施工業者により品質のばらつきが有る 3
価格

材料費は高いが作業工程が少ない

(作業工程2日)

3 一般塗料に比べ高価で作業工程が多い  (作業工程4日) 3 市場に多く出回っており安価である   (作業工程3日) 5

総 評

(30点)

価格については少し割高になるが高い性能を持っている 26 遮熱性には優れているが耐候性、環境対策が劣る 20 価格は安価であるがその他の項目で評価が低い 18
※VOC=揮発性有機化合物

 

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